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小学生から学んだ!「新聞とテレビ」の情報収集の違いとは?

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少し前の記事。2017年1月16日(月)の山形新聞の朝刊から、考えさせられた記事がありました。

それは、「新聞とテレビを情報収集の視点で見たときの違い」です。

しかも、コレ、小学生に学んだことです。

視点の柔軟さは若い人にはかなわないですね。私たちも学ぶことが多いです。

では引用含めて見ていきましょう。

情報収集に適しているのは、テレビ?それとも新聞?

情報収集に適しているのは、どっちのメディアでしょうか?

考えながらみていきましょう。

テレビという「映像メディア」の情報収集度

では、引用から。

山形市の八小で12月15日、教員を目指す山形大地域教育文化学部3年の学生らが、6年生の新聞の重要性について考えてもらう授業を行った。

同じ話題を扱った山形新聞の記事とテレビのニュース番組を見比べ、それぞれの特徴を探した。

 すごく面白い授業ですね。知的活動や、知的生産が勉強できるのは楽しそうです。

実際に、どんな実例で学習をしたかというと、

取り上げたのは、「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録されたニュース。

テレビは、「33件の行事が登録された」と全体的な内容を報じ、喜びに沸く各地の様子を伝えていた。

今度は、テレビを見た児童の感想です。

 テレビを見て、多くの児童が「分かりやすかった」とし、「詳しい情報がない」「聞き逃すと分からなくなる」と欠点を挙げた。

 テレビは、「視覚でパッと見て分かりやすい」ことが挙げられますよね。

目で見れば、一目瞭然です。

映像は分かりやすい反面、目の前を情報が流れていくだけなので、情報を逃してしまう場合もあります。

あとは、テレビは自分の頭で考えなくても良いので、非常に楽だし、記憶に残りにくいこともあります。

以上を考えると、情報の分かりやすさでいえば、「映像」にかなうものはないですね。

新聞は「リアルタイム性」には欠けるが、保存性の高いメディア。

私は新聞が大好きです。

今は山形新聞しか定期購読していませんが、今後はもう2社(朝日新聞日経新聞)は購読したいと思っています。

小学生は新聞をどのように考えているかと言うと、

調べ物には児童全員が、保存性の高さなどに目を付け「新聞」を選んだ。

(略)

「新聞は関係者のコメントや写真、図表を使って詳しく説明していることが分かった。

気になるニュースがあったら読んでみたい。」

 新聞は、テレビとは違って何度でも読めますよね。保存性は高いです。

最近だと、2017年2月13日に起きた、マレーシアのクアラルンプール国際空港で起きた「金正男暗殺事件」があります。

例えば、「あれ、キム?なんだっけ」と考えたとき、新聞かネット記事を見れば一目瞭然ですよね。

保存性で考えると、新聞はネット記事には負けると思います。

保存性で考えれば、

テレビ < 新聞 < ネット

になるでしょう。

ただ、ネット記事は信ぴょう性(信頼できるかどうか)を自分で判断できるかです。

ネットの記事で、例えば個人ブログでは、個人の言いたいことがそのまま掲載されている場合が多いので、信用性は別問題ですよね。

信用性で言えば、

新聞=テレビ > ネット記事 

です。

話しを戻すと、新聞は保存性が高いために、自分で紙面を探し、見つけて、読んで、考えるという行動を取ることで、新聞は「記憶に定着させる」部分が強いです。

学びや新しい視点を発見できるのも、新聞です。

新聞は情報収集の面で言うと、多角的な視点が身に付けられるメディアだと思います。

まとめ

ちょっと新聞をほめ過ぎましたが、信頼と速報性があるのはテレビです。

大事なのはそれぞれのメディアの良い部分を頭に入れておき、「沢山の情報から判断する」のが良いと思います。

社会を生きる上では、情報を取捨選択することです。

まとめると、

テレビは、

・速報性があるが、

・保存性は高くなく、見逃す場合がある

新聞の場合は、

・速報性は高くないけど、

・保存性が高く、

・新しい視点や、考える力が身に付く

以上でまとめます!

 

以上、「小学生から学んだ!「新聞とテレビ」の情報収集の違いとは?」でした。

ではまた^^